改めてですが、アコギでは超定番材のマホガニーについてです・・・

 

マホガニーとはセンダン科マホガニー属 (Swietenia) に属する植物に冠される総称。木材としては導管が大きく柔らかいため加工しやすく、繊維方向に現れるリボン杢。立体的な見た目から高級家具や高級楽器などに使用される木材として知られる。近年、マフィアやギャングが私有地や国立公園に自生する樹木を違法に伐採し、資金源にしていることから、一部ではワシントン条約の附属書IIに登録され、板材や原木を輸出入するには盗難品ではないという生産者の証明書類が必要である。

 

マホガニーの種類

マホガニーには以下の3種が存在している。いずれも樹高20-45m、直径2mまで生長し、心材は赤み掛かった色をしている。葉は長さ10-30cmの羽状で、5-10cmの小葉3-6枚からなる。現在では材木用にインドネシアやマレーシア、フィリピン、バングラデュ、フィジー、インド、ハワイなどで植林が行われている。 現在よく知られる『ホンジュラス・マホガニー』は特定の品種を指す名称ではなく、ビック・リーフ・マホガニーやパシフィック・コースト・マホガニーなど、中南米原産のマホガニーの総称として木材販売会社で流通している。


●Swietenia mahogani - 通称:キューバン・マホガニー、スモール・リーフ・マホガニー、スパニッシュ・マホガニー

キューバやフロリダ半島南部原産のマホガニー。マホガニーとしては最高級の品種とされている。ハワイなどでも人工的に植林されている。マフィアの資金源となっていることからワシントン条約の附属書に、登録され生産者の検査が行われている。現在、世界の木材取引の最大の市場であるアメリカと主な原産国のキューバは国交が無いため、入手困難でありその他のマホガニーと比較すると

価格も非常に高価である。現在、出回っているキューバン・マホガニーは、カナダなどを経由したものやハワイ原産のものである。フロリダでは産業化しておらず国立公園内に自生しているだけである。


●Swietenia macrophylla - 通称:ビック・リーフ・マホガニー、ジェニュイン・マホガニー、セントラル・アメリカン・マホガニー、ホンジュラス・マホガニー。

米〜中南米広域に分布しているマホガニー。戦後キューバとアメリカの関係が悪化以降、キューバン・マホガニーが入手困難。一気に需要が高まった木材。現在、インドネシアなどの東南アジアでも、木材産業として植林も行われているため、マホガニーでは最も安価で供給量が多い。ホンジュラス原産のみワシントン条約の附属書IIに登録され生産者の検査が行われる。

 

●Swietenia humilis - 通称:パシフィック・コースト・マホガニー、メキシカン・マホガニー、ホンジュラス・マホガニーグアテマラやホンジュラス、メキシコ南部に分布しているマホガニー。

ワシントン条約の附属書IIに登録されている。

 

商品名としてのマホガニー

マホガニーは中南米以外にも東南アジアなどで人工的に多く植林されているものの、ワシントン条約の附属書IIに登録されているものが多く、木材販売会社が入手するのに様々なコストがかかるため仕入れ価格が高騰しやすい。そのため多くの木材販売会社では、マホガニーに見た目や性質がよく似た木材を『マホガニー』と偽装したり『○○・マホガニー』と名付けマホガニーの代替材として販売することも少なくない。 特にセンダン科カヤ属の樹木は性質は異なる。外見がマホガニーと酷似しているため頻繁に代替材として使われる。


●Khaya ivorensis - 商品名:アフリカン・マホガニー、通称:カヤ

マダガスカルを中心とした西アフリカに分布するセンダン科カヤ属の植物。リボン杢が出やすく、グレードの高い本物のマホガニーによく似ているため現在、マホガニーの代替材としては最も供給量が多い。

 

●Khaya senegalensis - 商品名:アフリカン・マホガニー、ドライ・ゾーン・マホガニー、通称:カヤ・ウッド

中央アフリカに分布するセンダン科カヤ属の植物。Khaya ivorensis同様にマホガニーとして偽装されることが多い。

 

●Khaya grandifoliola - 商品名:アフリカン・マホガニー、ベナン・マホガニー、通称:カヤ

ベナンやコンゴに分布するセンダン科カヤ属の植物。

 

●Entandrophragma cylindricum - 商品名:サペリ・マホガニー、通称:サペリ

カメルーンやナイジェリアなどを原産とするセンダン科エンタンドロフラマ属カヤ同様でリボン杢が出やすくマホガニーの代替材としてよく使用される。

 

●Shorea polysperma - 商品名:フィリピン・マホガニー、通称:レッド・ラワン

フィリピン原産のフタバガキ科ショレア属の植物。フィリピンではビック・リーフ・マホガニーも存在するがレッド・ラワンを、代替材として販売することも多い。

 

●Myroxylon balsamum - 商品名:ソロモン・マホガニー、通称:マトア

フィリピンなどの東南アジア原産のムクロジ科ポメティア属の植物。

 

●Myroxylon balsamum - 商品名:サントス・マホガニー、通称:カブレウーヴァ

中央アメリカ原産のマメ科バルサムノキ属の植物。

 

●Toona sinensis - 商品名:チャイニーズ・マホガニー、通称:チャンチン

中国原産のセンダン科トゥーナ属の植物。日本の野山にも自生している。

 

●Melia azedarach - 商品名:ジャパニーズ・マホガニー、通称:センダン

日本原産のセンダン科センダン属の植物。仏像の製作に用いられる。

 

●Acacia Koa - 商品名:ハワイアン・マホガニー、通称:コア

ハワイ原産のマメ科アカシア属の植物。ウクレレなどで使用される。

 

ギター接着に適したフランクリンタイトボンド。

どこがギターに適しているのかと言うと、水性で扱いやすく、固まるとカチカチに。

これは音の伝達が損なわれないので良いです。

一般木工で白いボンド、いわゆる「白ボンド」が多く出回っています。

あれは一般の木工には確かに使い勝手が良いものです。

ですが、硬化が弱く楽器に使うと音を吸収してしまいます。

ですので楽器に多用すると音が小さい楽器が出来上がってしまいます。

 

このフランクリンタイトボンド、多くのリペアー、製作シーンで使用されています。

何度も言いますが乾燥が早く、乾くと強固になります。

一般木工用のホワイトボンドより温度変化に優れ、硬化度合も優れます。

必要に応じて木粉を混ぜて色を調節したり、水で薄めて粘度を調整して使用も可能です。

塗布後は10分〜30分接着面を固定します。

品質に影響が出ますので、出来る限り4℃以上で使用します。

楽器の簡単な補修はご自分でやっている方なら、マストアイテムですね。

 

フランクリンタイトボンド
http://guitar--parts.net/goods/8011.html

【楽器塗装法としてのオイル塗装】

 

一般の木材製品へのオイル塗装は可能な限りオイルを浸透させるのが良いと されています。

楽器の場合には音に悪影響のない塗装をする必要があります。

楽器へのオイルフィニッシュはオイルの浸透度合いを極力抑えることが重要となります。

一般の木材製品であれば、浸透を促進させることでより強固な塗装になる、という見解が一般的です。

楽器の場合はオイルの過度な浸透により乾燥が遅れ、音の透明感、明瞭度が低下します。

可能な限り乾燥時間が短いオイルを選択し、少量を 塗ったらすぐに拭き取ります。

オイルの浸透を表面で抑えることがポイントと言えます。

 

■ オイルは表面に塗膜が出来ないので、塗膜のできる塗装と比較すると、剥がれはありません。

塗膜を作る塗装の場合は、 打痕や経年変化等によっては、はがれ・クラックが生じます。

 

■ オイルは塗膜がない分、木材の風合いがストレートに出ます。

ナチュラルでトラディショナルな風合いを好む人には向いた塗装法と言えます。

又、オイルが浸透する関係上、木材の深みが出て塗膜の出来る 塗装にはない自然な仕上がりになります。

 

■ オイルでの塗布回数は平均で10回くらいから深みと艶が増します。

オイルフィニッシュ の特性を最大限に出す為には、最低10回は重ね塗りをするのが望ましい と思われます。

但し、木材の風合いそのものを重視したい場合は、塗る回数 を減らした方がより自然な仕上がりになります。

 

■ 塗膜がない分「音」の振動が良好になります。

ラッカー仕上げのギター を再塗装してオイル仕上げをしたところ、音の抜けが向上しました。

塗膜が出来るということは、音が多少なりとも制限されるとも言えます。

が オイルフィニッシュでは制限が減少しますので、音質面では向上が期待 されます。

 

■ 植物性天然油を使用しているので、シェラックと同様に楽器や 人体に悪影響はほとんどありません。

毒性もほとんどないので、安全・安心な塗装法と言えます。

 

■ 塗りの技術はラッカーやシェラック等と比較すると簡単です。

但し木材 へのオイルの浸透を最少限に抑えるため、塗布後はす早くふき取る 必要があります。

ベタベタに塗ったまま放置すると、必要以上にオイルが 木材に浸透してしまします。

オイルが完全に乾くまでにかなりの時間を要し、音にも 悪影響が出ます。

 

■ 塗り重ねが基本で、仕上がり具合をゆっくりと経過・観察できます。

シェラックによるタンポ塗りと同様、一回一回塗る毎に少しづづ仕上がり が変わってゆきます。

1日に朝と晩の2回塗るのを基本にしている製作家も いらっしゃいます。

 

■ ラッカーのような危険物対策が不要で安全・安心。特殊な設備も不要です。

一部シンナーを使う場合もありますが、ラッカーの場合の吹き付けよりは 僅かな影響で済みます。

スプレーガンによる吹き付けは部屋中がラッカー の臭いで充満します。

 

■ マホガニー、ウオールナット、コア、ローズウッドなどの色の濃い又は赤系の広葉樹には木目が強調されます。

また外観的に高級感が出ます。

オイルの性質により、 広葉樹に塗装した場合は木目が深まり強調される傾向があります。

この特徴はラッカーやシェラックよりも顕著と思われます。

 

■ スプルースなどの針葉樹・白木系の場合は「黄変」があり、色合いの好みが 分かれます。

木目の「白さ」を重視したい方は、白木系の木材にオイルを 使用するのは不適かもしれません。

スプルース等にオイルを塗ると黄色が 目立ってきて多少油っぽい感じになります。

トラディショナルな風合いを好む 人には良いかもしれません。

 

■ 塗膜がない分、「外部の保護」という点からはラッカーやシェラックよりも弱く なります。

「保護」を重視したい場合はオイルフィニッニュよりラッカーや シェラックを使った方が良いかもしれません。

但し、塗膜のある塗装でもキズ が塗面に付くことは避けられません。

塗膜にキズが付くか、木材にキズが 付くかの違いをどう考えるかということになります。

結局はどちらであっても キズ等が付くことには変わりないと考えれば、大きな欠点とは言えないでしょう。

 

■ オイルが深く木材に浸透し過ぎると乾燥が困難になる場合があります。

音質にも 影響するので注意が必要です。

塗ったままべとべと状態での放置は絶対に 避け、す早くふき取ります。

浸透し過ぎた亜麻仁油の乾燥はとても遅く、完全に 乾くまでは、サウンドはシャープさ、クリアーさを失います。

モコモコして 曇った音になりますので注意が必要です。

 

■ 広葉樹で導管がある場合、目止めをするかしないかは好みの問題となります。

目止めをすると表面に油脂膜が付いたような仕上がりになり、油特有の テカテカ感が強調されてきます。

目止めをしなければ、オイルフィニッシュ本来の 木材内部に向かって深みが増し、テカテカ感は抑えられます。

どちらも それなりの趣きがありますので、一度試されるのが良いと思います。

 

■ 生地調整は妥協を許さずにきっちりやることが重要です。

塗膜がないので その分表面のごまかしが利きません。

ギターを組み立てる前にそれぞれの板を スクレーパーで研磨します。

組み立ててからは100番くらいから番手を1つづつ上げて 280番までじっくりとサンディングします。

さらに無水アルコール等で表面を滑らかに します。

塗装中も必要に応じてサンディング、けばを抑えるためにスチールウール 等で軽くサンディングします。

 

■ 音についてはオイルが浸透し過ぎるとシャープさが欠け、曇ったサウンドに なります。

オイルは少量づつ使用し、塗ったらすぐに拭き取ることが重要です。

楽器としてのオイルフィニッシュはオイルの浸透を最小限に止めることが最大の ポイントと言えます。

乾燥後は特に低音が強調され深い低音が出るようになり ます。

これはこの塗装の音響的特長と言えます。

 

塗料↓

http://guitar--parts.net/list/finish.html

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Jazz Evergreen Collection

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「スターダスト」

ライオネル・ハンプトン

MCA/Decca

ワーナーパイオニア

30XD-1093

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ハンプトンの名演はスイング時代に多く残されている。

B.G.楽団の一員としての録音や自己名義によるオールスター・セッションの数々。

いずれもスイングファンの血を沸かせた。 

あえて1枚ということになると、スイングが全盛期を終えた時期の録音。

ハンプトンの参加はタイトル曲のみというこのライブ盤を挙げる人も多い。

これは194784日、ジーンノーマン主催のジャストジャズコンサートのライブ。

チャーリーシェイバース、ウィリースミスら、スイング期を飾った名手たちとの共演。

ャムセッションの楽しさ、ハンプトンのバイブの多彩なアドリブの魅力を伝えて余すところがない。

 

 

1. スターダスト

2. ワン・オクロック・ジャンプ

3. ザ・マン・アイ・ラヴ

4. オー、レディ・ビー・グッド

 

194784日録音

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ジャパンフォーク

ふきのとう

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フォークシーンに北海道勢の顔が見え始める70年代中盤。

その中でも数少ないデュオが山木康世と細坪基佳の男性2人組のふきのとう。

4人組のマッドスライムスリムから山木と細坪の2人組・メロディーを経て1974年「白い冬」でデビュー。

フォーク寄りの繊細な楽曲を書く山木と西海岸系のポップセンスを持つ細坪という個性の差異。

また、山木の楽曲を細坪が歌いオクターブ下で山木がハーモニーを付ける独自のスタイルを堅持。

北海道を拠点に地道なコンサート活動で「春雷」などのヒット曲を生み、1980年代も安定した人気を得る。

細坪の楽曲制作の方向性が変化すると共に、山木の望むスタイルとの間に乖離がおき1992年に解散。

しかしこの時期に現れたフォークグループの中では一貫した世界観を保ち、異例の長期に渡る活動であった。

 

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風待茶坊

CBSソニー

1976年

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通算3作目。

情景描写に美しく溶け込むメロディーを書く山木。

一方、心象風景を素直に打ち出す細坪、2人の作風の違いが溶け合った完成度の高いアルバム。

瀬尾一三の緩急ついたアレンジが特徴。

又、高橋幸宏、水谷公生、後藤次利らロック寄りの演奏陣によるアコースティックな響き。

これらがサウンドの洗練度を高めている。

長調のメロディーや3拍子の曲が多く、アルバムのトーンを温かいものにしている。

 

1. やさしたとして想い出として

2. 街はひたすら

3. 作品A

4. 君は人形

5. 夢の生活

6. みぞれの朝

7. 遥かなる海の星達

8. 君によせて

9. 小春日和

10. 風の船

11. 運命河

12. 朝もやの中

 

 

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人生・春・横断

CBSソニー

1979年

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デビュー曲以来のヒットとなる(2)を含む9作目は、デビュー盤と同じデザインのジャケット。

音作りも原点回帰したかのような印象。

叙情性の高い詞と哀愁味溢れるメロディーの融合が極まっている。

(2)のハーモニーの美しさ、

(4)で描かれる大人の女性との別れ、

伴奏なしで始まる(8)の人生観など珠玉のナンバーが揃う。

ニューミュージック全盛の中、確固たる世界を維持し続けたストイズムこそ、特筆すべき個性だ。

 

1. OPENING

2. 春雷

3. 赤い傘

4. まるで気まぐれ秋の風

5. ばーじにあ・すりむ

6. ほととぎす

7. 柿の実色した水曜日

8. おまえと生きる

9. 風をみていた安兵衛

10. 沫雪

11. 青空

12. CLOSING