寒さが厳しいこの頃ですが、この時期によく起こるトラブルとして、暖房器具からの熱風が引き起こすトラブルがあります。この時期はエアコンやファンヒーターなどがフル稼動しているかと思います。これらから出る温風が直接ギターに吹いていると、風が当たっている部分だけ極端に乾燥し、ヒビや割れを引き起こします。1m以内至近距離は非常に危険ですし、2〜3m離れていても、長時間温風が当たっていると危険です。又、温風が直接当たってなくても、室内の乾燥が進んでいると要注意です。湿度が50%を下回ったら、気をつけてください。換気などで湿度を上げることも必要です。

 

こんにちは。

今日は塗装として根強い人気のある「ニトロセルロース」についてです。ニトロセルロースは綿の繊維又は木材繊維を原料として作られた天然繊維であり、木材との相性が良く、よくなじみます。又、屈折率が木材と近くて高い透明性があり、光沢も良いです。しかし、ニトロセルロースだけでは膜厚が薄くなるので、相性の良い合成樹脂、可塑剤を混合し塗料としています。ニトロセルロースラッカーの特徴を下記に記します。

 

<長所>

1. 溶剤揮発のみで乾燥する1液型塗料であり取り扱いが簡単です。

2. 乾燥時間が約30分と速く、2液型ポリウレタン樹脂塗料が常温で2〜3時間掛かる間に次の工程に移れます。

3. 乾燥塗膜は透明度に優れ、着色・目止めの色が鮮明に出ます。

4. ポリウレタン樹脂塗料などの橋かけ形塗料に比べると、塗り替えや部分的な補修がやり易いです。部分的な補修や旧塗膜の上に再塗装する場合は、軽い研磨で再塗装することが出来ます。

 

<短所>

1. 固形分(不揮発分) が少なく、一度に付く膜厚が薄くなります。ニトロセルロース

溶液そのものの粘度が高いので、塗料とするためには大量の溶剤を使用します。又、

使用に際しても、通常の上塗りであっても70〜100%程度にシンナーで希釈して使用します。

3. ブラッシングを起こしやすいです。

3. 乾燥塗膜であってもラッカーシンナーで再び溶けます。

4. 耐摩耗性、耐候性などに欠けます。

 

木工用としてニトロセルロースラッカーが使われる

最大の理由は木材との相性が良く、木質感を活かせることです。磨耗しやすいですが、

塗膜のキズも自然になじんできます。硬くてやや冷たい感じになるポリウレタンやポリエステル

樹脂塗料の上塗りに使う事も多いです。この仕上げはラッカーの柔らか味のある特徴を生かす

とともに、膜厚を少ない塗り回数で得ることが出来、ポリウレタン樹脂塗料でしっかりと素地を

固めることで塗膜の耐久性を増します。又、着色剤の上塗り塗料へのブリードを抑える事が

出来ます。

 

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

こちら岐阜県では台風の影響で雨風がそろそろ強くなりそうです。

台風16号の影響で被害に逢われた方、心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、今日はギター製作についてです・・・

ギターの魅力に取り付かれ、ギターをもっと極めてみたいという方のための、参考になれば幸いです。 「ギターを製作するなんてことはとても難しく、簡単に出来ることではない」と思ってらっしゃる方も多いかと思います。確かに越えなければならないハードルはいくつかありますが、わいわいがやがや、やっていくうちに自然に知識や技術が身についてきて、いつの間にかギターが出来上がった、となることを目指して進めて参ります。これからギターを製作しようかと思う人は、いろいろな疑問や夢があると思います。例えば「ギターはどのようにして作るのか」「作るのには何が必要なのか」「作っているけれどうまく作れない」「素人でも本当にギターが作れるのか」「お金は全体でどのくらいかかるのか」「時間は一体どのくらいかかるのか」「自分だけのオリジナルギターが欲しい」「高級ギタークラスのギターを作る夢がある」「ギターを弾くだけではもの足りなくなってきた」「ギターを極めてみたい」などなどいろいろな疑問や思いをお持ちだと思います。そのような疑問や思いを風船のようにどんどんふくらませ、風にも飛ばして大きなギター・フリークスの虹の輪が出来ていけばもっと楽しいギターライフを送れるはず、とも思います。

 

当然ギター製作は簡単に出来るというものではなく、ある程度の覚悟が必要であることは確かですが出来ないことはありません。偉そうに言っている私も独学でスタートしました。どの様にしてスタートしたら良いかもわからず、ずいぶんと悩んだものです。私の試行錯誤の中から得たものは、これから作ってみようと思っている方に少しでも役に立ち、出来る限り包み隠さず説明してゆくつもりです。ちなみにギターを製作することで得られるメリットを挙げてみますと・・・     

                                           

・ 自分でギターを作ったという満足感、充実感が得られる

・ ギターに対する愛着が深まる

・ ギターに関する知識が自然に得られる

・ ギターの構造が理解出来る

・ ギターがどの様な部材で成り立っているのかが理解出来る

・ 各パーツの機能が理解出来る

・ 木材に対する知識が得られる

・ 音の成り立ちが理解出来る

・ 音に影響を与える部分がどこなのかわかるようになるはず ??

・ 好みの音にするには、どこをどう調整したらいいかわかってくるはず ??

・ リペアーも自分で出来るようになるはず ??

・ 他の木工製作も出来るようになる

 

次はデメリットを挙げます。

 

・ 木くずなどが散らばり、埃っぽくなる

・ 道具を使っている時の音がうるさく、周囲から嫌がられる

・ ギター好きが昂じて今度はギター製作まで始めてしまう道楽人間かと冷ややかに見られる

・ 当然ですが、道具などの資金が必要

 

思いつきで挙げましたが、まだまだ他にもメリットはあるかとは思います。興味のある方はこの機会に是非トライし、素晴らしい世界を体験してみましょう。

 

http://guitar--parts.net/index/making.html

ブレースとは表板・裏板の内側に補強のために付けられる、棒状の木のことです。ギターの本体自体は2〜3mmの厚さの板で出来ていますが、弦の張力 ( 引っ張る力 ) のため、表板に60〜70kgの力がかかっています。大人1人ぐらいの重さが常にかかっているのです。この力にギターが負けないように作らなければなりません。もし、ブレースが付いていなければ、ギターはどのようになるでしょう。恐らく、弦を張った時点で、表板のブリッジあたりがみるみるうちに膨れ上がり、ブリッジがはがれてしまうでしょう。ブレースはこのように張力に耐えられるギターにするために、必要不可欠な補強材です。フォークギターはスチール(鉄製)ですので、クラシックギターなどのナイロン弦より、張力が大きいのです。


以上がブレースの構造上の機能ですが、さらにもう1つ重要な機能があります。それは、ブレースの形状が音質に大きく影響を与えるということです。ブレースは大きく分けて 「スキャロップト」 と 「ノンスキャロップト」 に分かれます。「スキャロップト」とはブレースをアーチ状に削ったもので、高音域が強調され、クリアーなサウンドになります。「ノンスキャロップト」はブレースをアーチ状に削らないもので、太めの音で低音域が強調されます。もちろん、このブレース形状だけて音質が決まるものではなく、各部分の材質(硬さ、重さなど)の総合で音が決まります。その中でも、ブレースの形状は音質に与える影響が比較的大きい部分であるとも言えます。ですから、マニアとしてはブレースの形状や配置をどうするかを思案することは、とても楽しい、ワクワクする作業になるでしょう。


ブレース用の材料についてはスブルースで、のこぎりや帯のこなどで切っていくことになります。どれくらい必要かは「材料を揃える」のコーナーに載せておきましたので参考にして下さい。ブレースはどれだけ削ると、どれだけクリアーな音になり、強度的にはどれだけ落ちるかの、音質と強度バランスを考慮して、大きさを決めましょう。よく判らなければ、マーチン系の繊細な音が好みの人は「スキャロップト」ギブソン系の太い音が好みの人は「ノンスキャロップト」にしてみましょう。


ここで、ブレースの高さについての注意点を挙げておきます。例えば高さ1cmのブレースを0.2cm低くして、0.88cmにしたとします。この時高さは20%低くしたことになるのですが、強度は0.8の3乗の0.512で、48.8%もダウンすることになります。ですので、高さを調整する時は十分注意して、削り過ぎないようにしましょう。


次にブレースにはブレーシングという配置のパターンがあります。フォークギターでは「Xブレーシングパターン」が主流です。これはX型のブレースをメインとする配置で、強度が十分得られるパターンとして一般化しました。クラシックギターではファンブレーシングという配置で、フォークタイプとはかなり異なります。どのようにブレースを配置するかも、強度と音質に大きく影響しますので、これも又、楽しい作業です。現存するさまざまなブレーシングパターンを見て、「どんな音がする のだろう」「強度は?」などど思いめぐらし、実際に自分のギターに取り入れてみるのも、試行錯誤的でギターマニアにはたまらないではありませんか。

アコースティックギターに限らず弦楽器やその他の楽器では上達法の第一に挙げられるのは、地道な「練習」でしょう。指のトレーニングや運指の練習、メトロノームを使ったリズムの取り方など、単調で地道な練習を重ねることが、ギター上達の基本と言えるでしょう。

「練習は面倒でつまらない。できればやりたくない」

でも、単調な練習は時に苦痛になることがあります。と言うより、苦痛に感ずる人の方が多いのではないでしょうか。もっと楽をしてうまくなりたいと思う方は多いと思います。練習は沢山すればするほど良いことはわかっていても、なかなか実行に移せない・・・何とかしてやりたくない練習を少しでも多く出来るようにすることは出来ないのでしょうか ? 長時間の練習の先に、偉大なミュージシャンという栄光があることは誰でもわかっているのですが・・・私の提案はアコースティックギターの愛着度を上げてギターに接する時間を少しでも多くし、練習のストレスを最小にしようということです。



「ギターに対する愛着度はどのくらいある?」

では、まずあなたのアコースティックギターに対する愛着度を調べてみたいと思います。

1.ギターを毎日疲れるまで弾かないと気がすまない。完全なギター狂だと思う。
2.出来る限り毎日弾く。毎日少しでも弾かないと眠れない。かなりのギター狂。
3.時々弾いている。時には時間を忘れてガンガン弾きまくる。ほどほどのギター好き。
4.他にもやりたいことが沢山あるので、ギターだけに多くの時間は費やさない。
5.忘れた頃にしか弾かない。自分はギターが好きなのかわからない。

1〜3までは中以上の愛着度、4〜5は中以下と言えます。この段階を1つづつ上がってゆければ、練習量が自然に増えてギターがうまくなってゆくはずです。



「ギターの愛着度を上げるには・・・」

で、今回はアコースティックギターそのものを換えるのではなく、パーツを交換 することによって、ギターへの愛着度が高まり、ギターと接する時間が多くなり、知らず知らずのうちに練習量も増え、いつの間にかギターが上達できる ! というストーリーとなります。人間で言えば、好きな人・魅力的な人とは出来る限り長く一緒にいたいと 思いますよね。ギターにも取り入れてみようということです。ギターをあなたにとって、今よりもずっと魅力的なものにしてゆこうということです。これで、パーツのグレードアップがギター上達に有効なワケが
少しはご理解頂けたでしょうか。
 

「ギターのどこをグレードアップしたら良いのか」

パーツのグレードアップが上達に有効なのはご理解頂けたところで、次は具体的に今持っているアコースティックギターのどこをグレードアップしたらいいのかが、わからない方もいらっしゃるかと思います。参考までにグレードアップの一般的な方法を挙げてみます。

1.ギターに不満な部分はないか
2.不満はないが、もっと良くしたいと思う部分はないか
3.ギター以外の弦やカポ、ストラップなどに目を向けてみる

この3点から考えてみると良いでしょう。音や演奏性の部分で不満があったり、外観面をもっと良くしたいというような場合もあります。まずはおおまかに捉えてゆきましょう。

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