本日より、リペア部門でスタッフ2名体制でスタートです。

女性の細やかさを活かして進めてまいります。

宜しくお願い致します。

 

彼女たちは偶然にも同じ楽器関係の学校を出ていて、

学校でも先輩、後輩の関係となります。

仕事でもそのままの関係となりますが、

コミュニケーションは良好です

 

 

 

同系塗料の組合せによる塗装では多くの場合不具合は生じませんが、実際には異種塗料との組み合わせにより塗装することが多いです。例えばポリエステル樹脂塗料は主に中塗りに使用され、下塗りにはポリウレタン樹脂塗料かニトロセルロースラッカーが一般に使用されています。しかし、ニトロセルロースラッカーの上にポリウレタン樹脂塗料を塗るような組合せではポリウレタン樹脂塗料の硬化不良や付着障害を生じやすいです。明らかに不良となる組合せはもちろん、十分に確認されていなく実績のない組合せでは予期しない欠陥を生じます。

 

塗装トラブルである白化の原因はいろいろありますが、塗装直後5分くらいでなるものから、硬化乾燥後に少しずつ白くなることもあります。その原因と対策は次のとおりです。

 

<塗装直後の場合>
〆任眤燭発生するのは、かぶり( ブラッシング ) で、高温多湿の環境でニトロセルロースラッカー塗装の場合などです。多量の溶剤が急に揮発すると、塗面が冷却され結露します。この時発生する水分が表面層の塗料を不溶解にし、つや消えと白化を招きます。対策としては
・ 塗装環境、乾燥環境を除湿
・ 塗装ブースや乾燥室の給排気を弱くして、急な溶剤揮発を防ぐ
・ 希釈溶剤に水と溶解するアルコール溶剤を混合する
・ ノンブラッシングシンナーを混合して溶剤速度を遅くする

▲灰鵐廛譽奪機爾凌緤や油分が塗料中に混入する場合もありますが、水抜きをこまめにするかドライヤーを通します。エアホースが長くなった場合は出来る限りスプレーガンの近い所で水抜きをします。

 

<経時の場合>
〔性目止めやオイルステインの上に2液形ポリウレタン樹脂塗料を塗った場合など、塗料の乾燥速度の違いにより塗料の接触面で塗膜層のずれを生じたり、塗料同士の相性が悪いために白化します。塗料同士を良い組み合わせで使用します。

漂白した素材や高濃度のシュウ酸処理をした素材にポリウレタン樹脂塗料を塗装した場合、薬品の影響により白化します。薬品の後処理をしっかり行い白化を防ぎます。

ポリウレタン樹脂塗料ではサンディングシーラーの厚塗りと乾燥時間を短縮して次行程に進むと白化の可能性を高めます。塗料中に溶剤が何割か残ったまま硬化し、除々に残りの溶剤が揮発し、そこが空洞となって白化します。

ぅ櫂螢┘好謄觴脂塗料の塗膜を研磨した後、素手で触れてポリウレタンフレット仕上げをした場合は、後日指紋のような白化がでることがあります。これは作業者の汗の塩分が影響していることがあります。塩分はやがて潮解現象により体積が膨張し、塗膜を押し上げ空洞になり白化します。仕上げ塗装前の作業が終わったら、中性洗剤を入れたぬるま湯で拭き、その後は素手で触れず乾燥後に塗装します。

 

 

 

【シリコンラバーヒーター】
これは「シリコンラバーヒーター」というもので、ブリッジを外す時に熱を加えてはがしやすくするものです。厚くなり過ぎないように温度調節をコントローラーで行います。最近ブリッジのトラブルが多く、ブリッジを外すケースが多かったので、専用のヒーターを使うことにしました。今まではヘラなどで代用していましたが、これがあるとより綺麗にはがれてくれます。これはリペア部門で使用しますが、商品として販売するかは検討しています。ご要望があれば考慮したいと思います。

ピックガードが汚れ、剥がれてきた方へ。

永くギターを使うと経年変化でピックガードが剥がれてきます。

そんな時は思い切って交換をしてみましょう。

 

定番は黒、透明などの無地とべっ甲柄ですね。

べっ甲柄はいろいろなバリエーションがあります。

柄の輪郭がはっきりしたものや少しソフトなもの。

細かめな模様と大き目の模様。

好みで選んで全く問題ありません。

ビンテージな雰囲気ならべっ甲柄が一番。

シンプルなら黒か透明。

 

アクセントとしたい時は大柄ではっきりした柄、

ギターと同化させたい場合は細かめでぼやけた柄。

シート状のものをこの際僅かにオリジナルなシェイプに。

シェイプに少し独自性を出したい方におすすめです。

裏面には接着剤がついていますので、すぐ着きます。

 

ピックガード一覧

http://guitar--parts.net/list/pickguard.html

 

 

次はリペア部門のトップの膨らみについて。

リペアではトップ板の膨らみ補修依頼が多いです。

トップ板が膨らむのは古いギターに多くみられます。

これは、大部分が弦の張力が原因です。

 

ギターには弦を張りっぱなしか緩めるかが話題になります。

やはり弦は緩めておいた方がギターには良いでしょう。

 

一部では弦は張りっぱなしが良いという意見もあります。

これはネック反りやトップ膨らみが出ていないギターには一理あります。

一旦症状が出たギターは張力が悪影響を及ぼします。

その場合は弾かない時かなり緩めにして貰うのがよいです。

 

比較的新しいギターではトップよりネックに影響が出ます。

運が悪いと新品でもすぐに順反りが出てきます。

構造的にはネックかトップに影響が出るのがギターの宿命ですね。

 

こんにちは。リペアスタッフの金子です。
先日から続いているMartin D-28です。
4弦のナット溝が深く、開放弦でビビりが発生していたため、
ナット溝を牛骨の粉を使って一旦埋め、溝を切り直しました。

1437983164399

その他、ペグポストのバリ取り、サドルの高さ調整も行いました。

1437983372711

1437983310023

Gibson L-1&Martin D-35

こんにちは。リペアスタッフの金子です。 Gibson L-1のタッチアップです。 再度ラッカーで色を吹き付けました。

1437721060382
 

このまま数日かけて乾燥させます。
 

Martin D-35のトップ膨らみ矯正です。 治具を固定後、多少変化はありましたが、まだまだ膨らみが見られますので引き続き矯正を行っていきます。

1437722464505

1437722485518

1437722474556

1